2021/12/18

10mm貫通穴を開けるのに半日、
なんせ鋼材のスピンドルシャフトだもの、途中で諦めそうになったわ。
頂き物のミニ木工旋盤を改造してます。
10年くらい前に8、9千円くらいで買ったそうなので、
部品取りに使えるかどうかかなぁ?、くらいに思ってたんだけど、
現物バラして感激したからです。
スピンドル両端にはM14*1.0mmのネジ山とジャーマンメイドのベアリング2個、
そのヘッドストックはガタがなく芯精度が1000分の数ミリ、
テールストックにも同様のスレッドが切られて、
ベッドの形状は、材料こそ違え金工旋盤と同じ、
そしてモーターは家庭ミシン用より一回り大きくシャフトも太い、
更にベアリング軸受で、中継プーリーにまでベアリングを仕込んでる。
10年前とは言え、なんでこれが1万円以下なの?、
モーターだけでその価格のはずなのに、
などと、数日眺め回していたら、あれひょっとして?・・・、
ネットで探索したら何となく解ったような気になりました、
雰囲気が往年の銘器ユニマット似なのはそうだったのかも、
ユニマット4は確か台湾の機械メーカーがOEM生産し、
他社ブランド派生品も出てた記憶がある、数十年前のことだけど、
この木工旋盤は台湾製と記載されてるから同一工場製じゃないの?、と、
流用できるパーツをたっぷり持ってたからに違いないと勝手に納得した、
素材をコストダウンして基本寸法を同じにしとけばいいんだから、
にしても安過ぎる、大陸製に良くある手抜きは全く見つからないのに、
なので、金工旋盤用三爪チャックをアマゾンでポチっての、
ブランク貫通タイプのグリップ整形マシンにしようと決めた、
が、このベッドサイズは超ミニ金属旋盤と同じで短すぎる、
しかーし、タダのもの、鋳造じゃなく押出アルミ、
気楽に切ったる、
かくして、
オリジナルをほぼ損なわずに実験機ができました、
使い心地が良かったら本格改造します。
大きな旋盤持ってりゃこのような小物は要らないけどねー、
でも懐具合が許さなかったのよ今まで、そしてこれからもさ。