あと10年は安泰でしょう

各部のメンテを終え、最後に残ったのがモーターのベアリング交換、

2ヶ月前に注文してたのがようやく届きました、
2個で400円台の汎用品ですがこれだけ品切れだったようで、、
業者さん、送料の下敷きになったべな、ご愁傷さま、
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先に届いていた引抜き専用ツールの出番、

叩いてどうなるものでもないから買う羽目になったのですが、
これ1回の使用で用済みになりそう、
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引抜きは簡単にできましたがこちらはやっつけ仕事です、
本来はスリーブを通し万力で行うべきですが、スリーブの用意なし、大きく開く万力もなし、
だから厚手の木材にシャフト径穴を開けて通し、
コツコツ小突きながら垂直を出し、ここぞでコンッ、あとはバンバン叩くの、

これで来シーズンも快適に使えることでしょう、
気に入りの道具は手入れを欠かさず長く使わないとね、

と言いつつも、じつは浮気虫がムズムズ蠢きぃの・・・なんだかなあ。



ちょっと実験を

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10mm貫通穴を開けるのに半日、
なんせ鋼材のスピンドルシャフトだもの、途中で諦めそうになったわ。
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頂き物のミニ木工旋盤を改造してます。

10年くらい前に8、9千円くらいで買ったそうなので、
部品取りに使えるかどうかかなぁ?、くらいに思ってたんだけど、
現物バラして感激したからです。

スピンドル両端にはM14*1.0mmのネジ山とジャーマンメイドのベアリング2個、
そのヘッドストックはガタがなく芯精度が1000分の数ミリ、
テールストックにも同様のスレッドが切られて、
ベッドの形状は、材料こそ違え金工旋盤と同じ、
そしてモーターは家庭ミシン用より一回り大きくシャフトも太い、
更にベアリング軸受で、中継プーリーにまでベアリングを仕込んでる。

10年前とは言え、なんでこれが1万円以下なの?、
モーターだけでその価格のはずなのに、
などと、数日眺め回していたら、あれひょっとして?・・・、

ネットで探索したら何となく解ったような気になりました、
雰囲気が往年の銘器ユニマット似なのはそうだったのかも、

ユニマット4は確か台湾の機械メーカーがOEM生産し、
他社ブランド派生品も出てた記憶がある、数十年前のことだけど、
この木工旋盤は台湾製と記載されてるから同一工場製じゃないの?、と、

流用できるパーツをたっぷり持ってたからに違いないと勝手に納得した、
素材をコストダウンして基本寸法を同じにしとけばいいんだから、
にしても安過ぎる、大陸製に良くある手抜きは全く見つからないのに、

なので、金工旋盤用三爪チャックをアマゾンでポチっての、
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ブランク貫通タイプのグリップ整形マシンにしようと決めた、

が、このベッドサイズは超ミニ金属旋盤と同じで短すぎる、
しかーし、タダのもの、鋳造じゃなく押出アルミ、
気楽に切ったる、
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かくして、
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オリジナルをほぼ損なわずに実験機ができました、
使い心地が良かったら本格改造します。

大きな旋盤持ってりゃこのような小物は要らないけどねー、
でも懐具合が許さなかったのよ今まで、そしてこれからもさ。



端材で作る

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うっかり防止用ストッパー、
切実に、欲しいと思う今日この頃でありまして。