2021/04/29
食材調達
護岸と落差工で固められた近所の小川に降りる、とうに魚が絶えたから、用があるのは今時期だけ、今日で5回目かな。
目的はこれ、
当地では厄介者の代表格であるドングイ(イタドリ)、
誰も相手にしないんだけど、オレ、喰う。
皮を剥いてさっと湯にくぐらせ、一晩水に漬けアク抜き、
ゴマ油に鷹の爪少々、手早く炒めて酒・砂糖・醤油で味付け、
控え目に”絶品”、特に食感が素晴らしい。
夏場の川岸ではジャングル状に繁茂し(当地のは背丈2m超)ヤブ漕ぎがままなりません、
竿を折らないよう気を使いながら、「ええい、くそっ、こんなもん、はびこりやがって」、
などと、ありたっけの悪態をつきながら蹴倒して河原を目指します、
年によってはドクガが降って悲惨を極めることもあり、ホントに邪魔者です、
ですが、喰ってみれば「なんと愛おしい」、
今季、乱暴に蹴折るのは慎もうかな、などと。
そしてもうひとつ、
柔らかい新蕗やニリンソウには目もくれずの、
目一杯伸び切って、まさに塔の立ったフキノトウ、の茎と葉、です、
これも当地方では誰も手を付けない、でもオレ、喰う。
さっと湯通しして水晒し2時間ほど、
適当にカットしたら軽く塩もみ、馴染んだら瓶に詰めてオイル漬けにします、
それを豚バラと一緒に炒め、最後に卵で決めたらもう、たまらんデ、
名付けて「フキノトウチャンプルー」・・ひねりなしだけど。