「ゼロから始める竹竿作り」製作編その12(竹のフェルール)

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竹が0.5mm、カーボンブレード0.2mmで0.7mmちょっとの厚みになりました。

このままでも、竹のみの1mm厚+シルクラップよりタフですが、
念のため挿げ口に数ミリ巾のラッピングをしておきます、
これで竿の寿命が尽きるまで持つ(期待をこめて)ことでしょう。

ということで強度は確保しましたが、ひとつ問題が出てきました、
この雰囲気、無頓着な私でも「似合わんなぁ」と思う、
従って濃色塗料で塗り潰すことになります。

手持ちのカシュー透で仕上げましたがどうでしょう、
直射日光を浴びると模様が浮き出てイイ感じだと思いませんか。
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まだ試してはいませんが、
エポキシ用の顔料があれば接着段階から着色し、手早く仕上がることでしょう、
顔料の色は・・・赤だね。

故中村羽舟氏が始めた「和式」フライ竿ですが、
いつのまにやら、枝の末端には奇妙な実もぶらさがっております。

羽舟竿を観察したこともない者が作り方の解説するなんて・・・なのですが・・・。